ラッシングベルト


ラッシングベルトは、荷物や貨物を車両や荷台に固定するために使用される帯状のベルト装置です。輸送業や物流業、自動車の積載などで利用され、安全かつ確実に荷物を固定するための手段として広く採用されています。

フィルター

並び替え

ラッシングベルトに関する【よくある質問】

Q:ラッシングベルトとは何ですか?主な用途は?

A:ッシングベルトは、荷物や貨物を車両や台座に固定するための帯状のベルトです。トラックの荷台で荷崩れを防ぐのはもちろん、貨物船や鉄道コンテナなど輸送手段を問わず使用され、安全かつ確実に荷物を固定します。

用途は多岐にわたり、例えばトラックやトレーラーでの荷物固定は代表的ですが、それだけではありません。建設現場で資材を束ねたり、オートバイを車両に積載するときに固定したりと、トラック以外の場面でも活躍します。

要するに、運送業や物流作業に欠かせない必需品であり、荷物の落下・移動による事故防止に重要な役割を果たす道具です。

Q:ラッシングベルトの材質は何ですか?耐久性はありますか?

A:ポリエステル製です。ポリエステル素材のベルトは高い引張強度を持ち、繊維ベルトとして非常に丈夫で摩擦にも強いため、繰り返しの締め付けや長期間の使用にも耐えられます。また水や油にも比較的強く、屋外での使用にも適しています。

ただしポリエステルは直射日光による劣化(紫外線劣化)も起こり得るため、適切な保管をすれば長く安心して使えます。柔軟性があり手に馴染みやすい一方で、しっかりとしたハリとコシがある高品質なベルトなので、荷物を確実に固定できる耐久性を備えています。

Q:どのくらいの荷重に耐えられますか?

A:ラッシングベルトの耐荷重(強度)はタイプによって異なりますが、最大で破断荷重約4.0トン程度の製品があります。ヨロスト。の製品では、Jフック(フックタイプ)やワッカタイプのベルトは破断荷重4,000kg(約4.0t)に達し、レールに固定するRフック(レールタイプ)やフック&レールの複合タイプは約2,000kg(2.0t)です。

破断荷重とはベルトが切断に至る最大荷重のことで、安全に使用できる最大使用荷重(作業荷重)はその約半分が目安です。ベルト幅はいずれも50mmと十分な幅がありますので荷重を面で支え、重量物でも安定して固定できます。ただし、荷物の重量に応じて適切な本数のベルトを使い、指定された使用荷重の範囲内でご使用ください。

Q:ラッシングベルトにはどんな種類がありますか?選ぶポイントは?

A:用途に合わせて、ラッシングベルトにはいくつかの種類(先端金具の形状)があります。代表的なタイプと特徴は次のとおりです。

  • フックタイプ(Jフック): 両端にフック金具が付いた最も汎用的なタイプです。トラックの床や側面のフックポイント、ループ状のアンカー金具に引っ掛けて使います。トラックやトレーラーなど多くの物流現場で標準的に使われ、さまざまな固定点に対応できる万能型です。
  • レールタイプ(Rフック): トラックの荷台内部などに設置されたエントラック(Eレール)用の金具が先端についたタイプです。専用のレール溝にフック(金具)をスライド挿入して任意の位置で固定できるため、荷物の大きさに合わせて細かく位置調整できるのが利点です。ウィング車や保冷車などレール装備の車両に最適で、プロの運転手には馴染み深いタイプでしょう。
  • ワッカタイプ(アイタイプ):
    先端金具の代わりにベルトの端が輪(ループ)状になっているタイプです。フック穴のない車両や柱・パイプなど、フックでは掛けられない所にベルトを通して巻き付けて使えます。例えばバイクのハンドル周りや建機のフレームなど、特殊な形状の荷物を固定するのに便利です。必要に応じシャックルやカラビナと組み合わせることで、より高い安全性が求められる重量物の固定にも対応します。
  • フック&レールの複合タイプ:
    片端がフック、もう片端がレール用金具になったタイプです。トラックのレールと他の固定箇所(フックポイントなど)を組み合わせて使う場合に威力を発揮し、従来フック同士では難しかった固定方法が可能になります。限られた固定点しかない状況や、特殊な形状の荷物を縛るときなど柔軟に対応できるのが特徴です。ただし両端の金具特性を理解して正しく使う必要があります。

選び方のポイント: ご自身の用途に適したタイプを選ぶには、まず荷物を固定する相手側の「固定ポイント」を確認しましょう。車両にレールが備わっているならレールタイプ、汎用的なフック金具に掛けるならフックタイプ、といった具合です。固定箇所がなくベルトを回して巻き付ける必要がある場合はワッカタイプが適しています。また、荷物の重量に見合った強度(耐荷重)を持つベルトを選ぶことも重要です。長さについては、荷物の大きさやトラック荷台の幅に応じて適切な巻取側の長さを選択してください。

いずれにせよ「どんな荷物を何で固定するか」によって最適な種類は異なりますので、上記の特徴を参考に用途に合ったベルトを選びましょう。

Q:安全基準や認証は満たしていますか?

A:ヨロスト。のラッシングベルトは欧州のCE規格に準拠した製品です。製品安全性と品質が国際基準で保証されています。これらの認証を取得していることは、一定の強度試験や耐久試験に合格している証拠です。

また、安全係数2以上(最大使用荷重の2倍の荷重で破断しない)の設計になっており、プロの現場でも安心してお使いいただけます。

当社では製造物賠償責任保険(PL保険)にも加入済みですので、万一のトラブル時にも備えております。総じて、公的な安全基準を満たし、高い品質管理のもと作られた信頼性の高い製品です。

Q:ラッシングベルトは使いやすいですか?手が痛くなったりしませんか?

A:ヨロスト。のラッシングベルトは使い勝手にも配慮した設計になっています。例えば、ラチェット式締め具のハンドル(バックルの持ち手部分)にはラバーグリップ(ゴム製プロテクター)が標準装備されています。このラバー素材の握り手により滑りにくく力が込めやすいので、しっかりとベルトを締めても手が痛くなりにくいです。

冬場でも金属のバックルが直接手に触れないため冷たさを感じにくく、長時間の作業でも負担が軽減されます。夏場も汗で手が滑るのを防ぎ、確実にグリップできる凹凸形状になっているため、プロのドライバーや作業者でも快適に作業可能と好評です。

大きな力をかけるシーンでも扱いやすく、ユーザーの手への負担を最小限にする工夫が凝らされた製品です。

Q:フックが外れて荷物が落ちる心配はありませんか?

A:一般的なラッシングベルトでは、緩んだ際にフックが外れてしまうことが稀にありますが、ヨロスト。の製品ではその点も対策されています。

フックタイプおよびワッカタイプのベルトには、先端金具を固定する「ラバーホルダー」というゴム製の留め具が付属しています。このラバーホルダーをフック部分に装着することで、ベルトに一時的なたるみが出てもフックがアンカーから外れにくくなり、外れて落下してしまうトラブルを防止します。実際、トラックの揺れや振動でフックが外れて作業をやり直す手間がなくなり、作業がスムーズでストレスフリーになると評判です。

なお、このラバーホルダーは消耗や紛失時に単品販売もしておりますので、必要に応じて追加購入いただくことも可能です。こうした工夫により、走行中に急に荷締めが緩むことへの不安も軽減できます。

Q:ベルトや荷物を保護するための付属品はありますか?

A:ヨロスト。のラッシングベルトには保護用アクセサリが付属しています。まずプロテクター(バックルプロテクター)が標準で付いており、これはラチェット金具部分に装着するカバーです。バックルの金属部分が直接荷物に当たって傷つけたり、締め付け時に手を挟んで怪我をするリスクを低減します。

また保護スリーブが2枚付属しており、ベルトを荷物の角や鋭利な縁に掛ける際にこのスリーブをベルトに通して使うことで、ベルトの摩耗や切断を防げます。スリーブはベルトと荷物の間にクッションを作り、荷物側にも余計な圧力や傷が付かないようにする役割があります。

これらの付属品を活用すれば、ベルト本体の寿命を延ばすとともに大切な荷物をしっかり保護することができます。

Q:安全に使用するための注意点はありますか?

A:ラッシングベルトを安全に使用するために、いくつか留意すべきポイントがあります。

  • 適切な締め付け:
    ベルトは強く締めればよいというものではなく、締めすぎに注意が必要です。過度に締め付けると荷物を傷めたり変形させる恐れがあります。目安として、締めた後ベルトを指で押して1~2cm沈み込む程度の張力が適切と言われます。荷物の種類(精密機器や家具などデリケートなもの)によっては特に締め加減に気を配りましょう。
  • 事前・事後の点検:
    使用の前後にはベルトと金具の点検を欠かさず行ってください。ベルトにほつれや裂けがないか、金具(フックやバックル)に歪み・亀裂やサビがないか確認します。ラチェット機構の動作もスムーズかチェックしましょう。もし異常が見つかった場合、そのベルトの使用は避けてください(損傷があるベルトは使用中に破断する危険があります)。
  • 保管環境:
    ベルトを長持ちさせるには保管方法も重要です。使用後は汚れや水分をよく拭き取り、直射日光を避け風通しの良い乾燥した場所で保管してください。ポリエステル製ベルトは紫外線で劣化するため、屋外に出しっぱなしにしないようにします。適切に巻き直してから保管すれば、次回使うときもスムーズです。
  • 定期交換:
    ベルトや金具は消耗品でもあります。使用頻度にもよりますが、一定期間使い続けたら定期的に新品に交換することも検討してください。特に業務で繰り返し使う場合、見た目に問題がなくても繊維が劣化していることがあります。わずかな損傷でも重大事故の原因になり得るため、安全第一で早めの交換を心がけましょう。

以上のポイントを守れば、ラッシングベルトをより安全に、かつ長くご利用いただけます。正しい使い方と管理で、荷役作業中の事故やトラブルを未然に防ぎましょう。

Q:高品質なのに価格が安いのはなぜですか?本当に信頼できますか?

A:ヨロスト。のラッシングベルトは「高品質で低価格」を実現していますが、ご安心ください。

まず品質面では、素材に高強度のポリエステルを使用し、ベルトは柔らかな手触りで扱いやすいのにしっかりとコシがあり耐久性に優れています。実際にリニューアル後の製品は「以前よりさらにしっかりしていてコスパ最高!」とお客様からも高く評価されています。

欧州基準の認証取得や各種安全機能(ラバープロテクターやホルダー、スリーブ付属)を備えながら、独自の仕入れルートと効率的な生産・販売体制によって価格を抑える努力をしているため実現できるものです。中間マージンを削減しつつ品質管理は徹底しており、必要十分な性能を低価格で提供できるよう設計されています。

「安かろう悪かろう」ではなく「安くても良いもの」ですので、プロの現場でも安心してお使いいただけます。品質と価格のバランスに自信を持っておすすめできる商品です。

ITEM CATEGORY

商品カテゴリ一覧

ITEM CATEGORY

商品カテゴリ一覧

CONTACT

お問合せ

ヨロスト。へのお問合せは
コチラから

大量注文などのご要望も
お気軽にご連絡ください