エンジンオイルに種類はあるの?種類による違いや選び方・役割を徹底解説


車のエンジンオイルには、適切な選び方や役割があります。

しかし、エンジンオイルの種類や選び方、役割を理解していない方も多いのではないでしょうか。この記事では、エンジンオイルの種類や種類ごとの違い、選び方、役割について解説します。

エンジンオイルの種類や選び方がよく分からない方はぜひ参考にしてみてください。

    【目次】
  1. エンジンオイルの種類と種類による違い
  2. エンジンオイルの選び方
  3. エンジンオイルの役割とは?
  4. エンジンオイルに関するよくある質問
  5. まとめ

エンジンオイルの種類と種類による違い

エンジンオイルの種類は、具体的に3つあります。

      • 部分合成油
      • 鉱物油
      • 化学合成油

それぞれのエンジンオイルによって性能や燃料代、使用効果が異なります。それぞれ詳しく確認してみましょう。

部分合成油

部分合成油は、化学合成油と部分合成油をバランスよく調合した特殊なエンジンオイルのことです。

メーカーによっては、以下のように表記していることもあります。

      • セミシンセティック
      • パートシンセティック

化学合成油と鉱物油の両方の特徴を兼ね備えています。

オイル自体の金額が高すぎず、オイルの性能も申し分ありません。性能と金額面のどちらも重視する方に、おすすめです。

鉱物油

鉱物油は、オイル内の不純物を取り除き精製しているエンジンオイルです。メーカーによっては鉱物油を以下のように表記していることもあります。

      • スタンダードオイル

鉱物油はオイル自体の価格が比較的安価で、購入しやすいです。エンジンオイルの費用を重視する方におすすめです。

化学合成油

化学合成油とは、オイル内に不純物を含まず分子が安定しているエンジンオイルのことです。

メーカーによっては、以下のように表記していることもあります。

      • フルシンセティック
      • 全化学合成油

化学合成油は、鉱物油や化学合成油と比べて、潤滑性能が高くオイル自体が劣化しにくいのが特徴です。

オイルを精製する際にコストがかかるため、燃料代が高額に設定されています。

性能重視の場合にはおすすめです。

エンジンオイルの選び方

エンジンオイルの適切な選び方が2つあります。

      • ベースオイルで選ぶ
      • エンジンオイルの粘度で選ぶ

それぞれエンジンオイルの選び方を詳しく解説します。

ベースオイルで選ぶ

エンジンオイルをベースオイルで選ぶ方法も1つの選択肢です。

ベースオイルには3つの種類があります。

      • 化学合成油
      • 部分合成油
      • 鉱物油

化学合成油から下にいくごとに、オイルの性能が劣ります。高性能でおすすめのベースオイルは、化学合成油です。

エンジンオイルの粘度で選ぶ

エンジンオイルの粘度は、車種ごとに適正な数値が定められています。

そのため、エンジンオイルの粘度によって同じ車種でも、加速具合や燃費性能が異なる特徴もあります。

エンジンオイルの粘度は「10W-40」などの数字とアルファベットを使用した表記で記されています。

前半部分の数字とアルファベットは、粘度を示し後半部分は高温時の温度を意味します。

後半部分の数字が小さいほど、オイルの粘度は小さいと言えるでしょう。

エンジンオイルの粘度についてさらに詳しく知りたいという方はエンジンオイルの粘度の記事もあわせてご覧ください。

エンジンオイルの役割とは?

エンジンオイルの役割は、4つあります。

      • エンジンの冷却
      • 錆の防止
      • エンジンの隙間を密閉
      • エンジンをスムーズに動かす

エンジンオイルの役割ごとに詳しく解説します。

エンジンの冷却

エンジンオイルには、エンジンを冷却する効果があります。

エンジンオイルはエンジン稼働時には、エンジン内を循環し続けます。また、ガソリンの燃焼や摩擦により、発生する熱を吸収する効果があります。

エンジンに熱が篭り続けると、オーバーヒートなどの症状が発生します。最悪の場合、エンジン本体のオーバーホールが必要になる可能性が高いです。

錆の防止

エンジンオイルは、エンジン本体とエンジンを構成する各部品の錆を防止する効果も期待できるでしょう。

エンジン稼働時に発生する熱と、エンジン停止時には必ず温度差が発生します。

温度差によりエンジン内部に錆が発生し、結果的にエンジン周りの故障や動作上の不具合につながります。

エンジンオイルは定期的に交換すると、錆を防止する効果を最大限発揮するでしょう。

エンジンの隙間を密閉

エンジンオイルには、エンジン内部と外部を密閉させて気密性を高める役割も担います。

エンジンを動かす際に、シリンダー内部が往復すると動力エネルギーを作り出します。

シリンダー内部に僅かでも隙間が発生すると、燃焼エネルギーが抜けて車の燃費性能が悪くなる可能性が高いです。

エンジンをスムーズに動かす

エンジンオイルには、エンジン内部を洗浄しスムーズな動作を促進する役割もあります。

エンジン内部の汚れを吸収し続けると、エンジンオイルが黒い液体に変化します。エンジンオイルの効果が発揮されないとエンジン内部に汚れが溜まり、車の故障につながる可能性が高いです。

エンジンオイルに関するよくある質問

エンジンオイルに関するよくある質問を以下に2つまとめました。

      • エンジンオイルの交換のタイミングは?
      • エンジンオイルにはグレードがあるの?

記事の内容を振り返る意味でも、もう一度詳しく解説します。

エンジンオイルの交換のタイミングとは?

エンジンオイルの交換タイミングは「5,000kmに1回」もしくは「半年に1回」のタイミングがおすすめです。

エンジンオイルは車を使用していない状態でも、オイルの劣化は進みます。エンジンオイルを定期的に交換していないと、エンジン内部にゴミや汚れが溜まります。

そのため、適切な頻度でエンジンオイルを交換するようにしましょう。エンジンオイルの交換タイミングについてさらに詳しく知りたいという方は、エンジンオイルの交換時期の記事もあわせてご覧ください。

 

エンジンオイルにはグレードがあるの?

エンジンオイルには、グレードがあります。

具体的にベースグレードであれば、化学合成油、部分合成油、鉱物油の3種類です。最も性能が良いオイルは、化学合成油です。

オイル自体の燃料代は、高めに設定されています。そのため、車の走行性能や燃費性能を最大限引き出す効果を期待できるでしょう。

金額面を重視する場合には、鉱物油でのオイル交換をおすすめします。

エンジンオイルのグレードについてさらに詳しく知りたいという方は、エンジンオイルのグレードの記事もあわせてご覧ください。

まとめ

エンジンオイルには、さまざまな種類と適切な選び方があります。

また、エンジンオイルを交換する意味を理解している状態と理解していない状態では、長年車を所有していく際に車両トラブルが発生する可能性が変わるでしょう。

適切なタイミングでエンジンオイルを交換して、愛車を故障や不具合なく長年使用していきましょう。

 

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2023年12月25日

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