オイルエレメント交換時期を過ぎたらどうなる?交換目安も解説


オイルエレメント(オイルフィルター)の交換時期を過ぎてしまった、もしくは交換時期が分からず不安を感じていませんか?この記事では、オイルエレメント交換時期を過ぎた場合の車の状態への影響や、交換の目安、さらに交換手順まで詳しく解説します。

この記事を読むことで、オイルエレメントの重要性や適切な交換時期を理解し、愛車を最適な状態で維持するための知識を得ることができます。具体的な交換方法も解説しているので、DIYでの交換に挑戦したい方もぜひ参考にしてください。

目次

オイルエレメント交換時期を過ぎたらどうなる?1か月でもNG?

オイルエレメントの交換時期を過ぎてしまうと、様々な悪影響が生じます。快適なドライブ、そして愛車の寿命を守るためにも、定期的な交換は欠かせません。

では、具体的にどのような問題が発生するのでしょうか?

燃費の悪化につながる

オイルエレメントはエンジンオイル内のスラッジや金属粉などの不純物を除去する役割を担っています。交換時期を過ぎると、フィルターが目詰まりを起こし、オイルの流れが悪くなります

これにより、エンジンの回転がスムーズにいかなくなり、燃費の悪化につながります。わずかな燃費の悪化であっても、長期間に渡ると大きな損失となる可能性があります。

エンジン故障

オイルエレメントの詰まりは、エンジンオイルの循環不良を引き起こします。エンジンオイルはエンジン内部の潤滑や冷却を行う重要な役割を担っているため、循環が悪くなると、エンジン内部の摩擦や熱の発生が増加し、深刻なエンジンの損傷、最悪の場合は故障につながる可能性があります。

高額な修理費用が発生するリスクを避けるためにも、オイルエレメントの定期的な交換は必須です。

パワーダウンする可能性

エンジンオイルの循環が悪くなると、エンジン本来のパワーを発揮できなくなる可能性があります。加速が悪くなったり、坂道での登坂能力が低下したりといった症状が現れることがあります。

快適なドライブを維持するためにも、オイルエレメントの適切な交換が必要です。

オイルエレメント交換時期は1か月でも過ぎるとまずい?

オイルエレメントの交換時期は車種や使用状況によって異なりますが、一般的にはオイル交換2回に1回が推奨されています。1か月程度であれば大きな問題が発生する可能性は低いですが、推奨交換時期を大幅に超えてしまうと、上記で説明したような悪影響が現れるリスクが高まります。

また、短距離走行が多い場合や、渋滞が多い地域での運転が多い場合は、汚れが溜まりやすいため、早めの交換が推奨されます。理想的には、オイル交換と同時に行うのがベストです。

状況 影響 推奨
1ヶ月程度の超過 大きな影響は少ないが、理想的ではない できるだけ早く交換
数ヶ月以上の超過 燃費悪化、エンジン不調のリスク増加 早急に交換
1年以上交換していない 重大なエンジン故障のリスク すぐに交換、専門家による点検

少しでも不安な場合は、早めに交換または専門家による点検を受けることをおすすめします。カー用品店や整備工場などで相談すれば、適切なアドバイスを受けることができます。安全で快適なカーライフを送るためにも、オイルエレメントの交換時期には注意を払いましょう。

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オイルエレメント交換時期の目安やタイミングは?

オイルエレメントはエンジンの血液とも言えるエンジンオイルの汚れを取り除き、エンジンを正常に保つために重要な役割を果たしています。このオイルエレメントも消耗品のため、定期的な交換が必要です。

では、交換時期の目安やタイミングはどのように判断すれば良いのでしょうか?

オイルエレメントの役割

オイルエレメントは、エンジンオイル内に混入するスラッジ(金属粉やカーボンなど)やダストなどの不純物を濾過し、エンジン内部をクリーンに保つ役割を担っています。これにより、エンジンの摩耗を軽減し、スムーズな動作を維持することができます。

もしオイルエレメントが正常に機能しないと、これらの不純物がエンジン内部を循環し、深刻なダメージを与える可能性があります。

オイルエレメントの交換目安・タイミング

オイルエレメントの交換時期は、車種や使用状況によって異なりますが、一般的にはエンジンオイル交換のタイミングに合わせて交換することが推奨されています。具体的な交換目安としては以下の通りです。

走行距離 期間
5,000km~10,000kmごと 6ヶ月~12ヶ月ごと

ただし、シビアコンディションで車を運転する場合は、上記の目安よりも短いスパンで交換する必要があります。例えば、短距離走行の繰り返しや、悪路走行が多い場合は、オイルエレメントへの負担が大きくなるため、より頻繁な交換が必要です。

具体的な交換時期については、お車の取扱説明書を参照するか、ディーラーや整備工場に相談することをおすすめします。

シビアコンディションとは、以下の様な使用状況を指します。

  • 短距離走行の繰り返し(1回の走行距離が短い場合)
  • 山道や悪路の走行が多い場合
  • 高速道路や長距離走行が多い場合
  • 渋滞路の走行が多い場合
  • 寒冷地での使用が多い場合

オイルエレメントが劣化してくるとどうなる?

オイルエレメントが劣化してくると、濾過性能が低下し、エンジンオイルに不純物が混入しやすくなります。これにより、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • エンジンオイルの汚れが早くなる
  • 燃費が悪化する
  • エンジンパワーが低下する
  • 最悪の場合、エンジンが故障する

これらの症状を防ぐためにも、オイルエレメントは定期的に交換することが重要です。また、オイル交換と同時に行うことで、工賃を抑えることもできます。

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オイルエレメント交換は自分でもできる!

オイルエレメントの交換は、カー用品店やガソリンスタンドに依頼する方法もありますが、必要な工具と手順さえ理解していれば、自分自身でも行うことができます

費用を抑えたい方や、自分の愛車をより深く理解したい方は、ぜひDIYでの交換に挑戦してみましょう。

オイルエレメント交換に必要なもの

オイル交換と同時に行う場合は、オイル交換に必要なものも併せて準備しましょう。

アイテム 説明 補足
新しいオイルエレメント 車種に適合するものを選びましょう。適合表を参考にしたり、店員に相談すると確実です。 純正品以外にも、PIAAやBOSCHなど様々なメーカーから高性能なオイルエレメントが販売されています。
オイルフィルターレンチ オイルエレメントのサイズに合ったものを選びます。カップ型、チェーン型、ストラップ型など様々な種類があります。 自分の車に合ったレンチの種類がわからない場合は、店員に相談しましょう。
廃油処理BOX 交換で発生した古いオイルとオイルエレメントを処理するために使用します。 自治体の指示に従って適切に処理しましょう。
ゴム手袋 オイルで手が汚れるのを防ぎます。
ウエス オイル汚れを拭き取るために使用します。 キッチンペーパーでも代用可能です。
メガネレンチ オイルドレンボルトを外す際に使用します。(オイル交換と同時に行う場合) サイズは車種によって異なります。
新しいエンジンオイル 車種に適合する粘度のオイルを選びましょう。(オイル交換と同時に行う場合) オイル缶に記載されているAPI規格やILSAC規格も確認しましょう。
オイルジョッキ 新しいエンジンオイルをエンジンに注入する際に使用します。(オイル交換と同時に行う場合)
ドレンパッキン オイルドレンボルトを締める際に交換します。(オイル交換と同時に行う場合) 銅製やアルミ製のものがあります。

オイルエレメントの交換手順

安全のため、必ず平坦な場所でエンジンが冷えている状態で行いましょう。

  1. 古いエンジンオイルを抜く。(オイル交換と同時に行う場合)

  2. オイルフィルターレンチを使って、古いオイルエレメントを反時計回りに回して取り外します。

  3. 新しいオイルエレメントのゴムパッキンに新しいエンジンオイルを薄く塗ります。

  4. 新しいオイルエレメントを手で時計回りに締め付けます。規定の回転角まで締め付けたら、オイルフィルターレンチを使ってさらに少し増し締めします。締め付けすぎに注意しましょう。

  5. 新しいエンジンオイルを規定量まで注入する。(オイル交換と同時に行う場合)

  6. エンジンを始動し、オイル漏れがないか確認します。オイルレベルゲージでオイル量を確認し、必要であればオイルを補充します。

オイルエレメント交換時の注意点

オイルエレメント交換時には、以下の点に注意しましょう。

  • 廃油は適切に処理しましょう。ガソリンスタンドや自治体の指示に従って処理してください。

  • オイルエレメントを締め付ける際は、締め付けすぎに注意しましょう。オーバートルクはオイル漏れやオイルエレメントの破損につながる可能性があります。

  • 作業中は、火気厳禁です。タバコやライターの使用は避けましょう。

  • 作業後は、工具や手をきれいに洗いましょう。

  • 不安な場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。

DIYでのオイルエレメント交換は、費用を抑えられ、愛車のメンテナンスにも繋がります。正しい手順と注意点を守って、安全に作業を行いましょう。

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適切なオイルエレメント交換時期を守るようにしよう

オイルエレメントの交換時期を過ぎると、燃費が悪化したり、エンジン故障のリスクが高まったり、パワーダウンにつながる可能性があります。1か月程度の超過でも、理想的な状態とは言えず、早めの交換が推奨されます。

交換時期の目安は、一般的に走行距離5,000kmごと、もしくは半年ごとですが、車種や使用状況によって異なります。定期的なオイルエレメント交換で、快適なカーライフを送りましょう。


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特に、オイルフィルターやエンジンオイルなどの必需品においては、厳格な品質管理のもと、プロの整備士や車好きの方々から高い評価を受けています。
さらに、ヨロストでは独自の品質基準を設定し、顧客に最適な製品をリーズナブルな価格で提供することを使命としています。
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ヨロストは、信頼性と品質を重視し、車のメンテナンスに必要な商品や情報を提供し続けています。
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DSO-1 オイルフィルター(スズキ・ダイハツ・マツダ・ニッサン)

360円(税込)~

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HO-1 オイルフィルター(ホンダ・スバル)

360円(税込)~

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HO-2 オイルフィルター(ホンダ)

390円(税込)~

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MO-1 オイルフィルター(ミツビシ・マツダ・スバル・ニッサン)

360円(税込)~

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MO-4 オイルフィルター(ミツビシ・ニッサン)

390円(税込)~

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NO-4 オイルフィルター(ニッサン・マツダ・スバル・いすゞ・スズキ)

360円(税込)~

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SO-2 オイルフィルター(スズキ・マツダ・ニッサン・ミツビシ)

390円(税込)~

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TE-1 オイルフィルター(トヨタ、レクサス、スバル、ダイハツ)

460円(税込)~

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TE-3 オイルフィルター(トヨタ、レクサス)

460円(税込)~

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TE-4 オイルフィルター(トヨタ、レクサス、ヒノ)

460円(税込)~

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TO-1 オイルフィルター(トヨタ、スズキ、ダイハツ、レクサス)

360円(税込)~

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TO-1S オイルフィルター(トヨタ、レクサス、スズキなど)

390円(税込)~

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TO-2 オイルフィルター(トヨタ、ヒノ)

460円(税込)~

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TO-6 オイルフィルター (トヨタ・ダイハツ)

360円(税込)~

2025年4月25日

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